包茎の代表的な症状には、真性包茎が存在します。
この症状は、治療を受けなくてはならないものだと考えられていますが、実は治療が必要だとされているものはこれだけではありません。
カントン包茎という症状も、病院で早期に相談をした方が良いと考えられているものです。
カントン包茎は、患者に対して生じるリスクが非常に高いからです。
一般的な包茎のリスクは、病気を誘発させやすかったりそれをパートナーに感染させてしまうものです。
一方で、カントン包茎の場合は本人への負担が大きくなるケースが多いので、まずはその仕組みを理解しておかなくてはいけません。

他の症状とは異なるカントン包茎

一般的な包茎の症状は、亀頭と包皮の癒着に問題があると考えられています。
例えば、代表的な症状である真性包茎では自力で亀頭を露出させることが困難である状態です。
普通、男性は性的な興奮を覚えて勃起すると包皮がめくれて陰部が顔を出します。
しかし、包茎の患者はこういったメカニズムがありません。
亀頭と包皮が癒着しすぎてしまっているため、それを上手く露出することができず、通常の勃起とは異なる状態になってしまいます。
この状態は、衛生上や性行為のときに大きな問題となることが多いです。
実際に、リスクを考慮して真性包茎では保険診療を受けることができるようになっているくらいです。
一方で、カントン包茎というのはこの逆です。
陰部をめくることはできるものの、何らかの理由で亀頭を露出させ過ぎてしまうものです。
本来、勃起をして陰部を露出できればそのままの状態で自然と勃起ができます。
ところが、カントン包茎の場合は露出が中途半端になってしまうことが多いのです。
包皮が短かったり、陰茎そのものの長さが足りないことが理由で、包皮が中途半端にめくれてしまいます。
その影響で、亀頭が締め付けられる状態になるのがカントン包茎です。

放置していると取り返しのつかない事態になる

カントン包茎の怖い点は、放置をしていると状態が悪化し続ける点です。
包皮で亀頭を締め付ける状態になっていますので、状態が悪いとその部分に血液が届かなくなってしまいます。
当然、そのような状態が継続するとその部分の細胞が壊れていってしまいますので、最終的に患部が壊死します。
また、無理に包茎の状態を改善しようとする患者に対しても、カントン包茎になる可能性があるため気を付けなくてはいけません。
例えば、重度の仮性包茎の患者は自分で包皮をめくることができます。
しかし、包皮をめくることに慣れていない性質上、包皮が短い状態で亀頭を露出させることになります。
この場合、患部に強烈な痛みが発生することも珍しくありません。
カントン包茎が厄介なのは、包皮が短い影響もあってその部分を引っ張りすぎると出血などの痛みが生じる状態になることもあることです。
痛みを我慢して放置し続けると、そこに汚い病原菌が入ってしまって、取り返しのつかない状態にもなりかねません。
放置していても悪化する可能性が存在し、無理に触っても解決できないのが難しいところです。
ですから、まずは病院に相談をしてアドバイスをもらうことが重要です。

EDの原因にもなりうるカントン包茎

カントン包茎は、痛みやストレスに繋がる可能性があるのでEDに繋がる可能性が存在します。
実際に、カントン包茎は幼少期のころに生じるものではなく、思春期を越えて体が大きくなってきたところで発生するものです。
思春期になると、男性は性欲を発散させるために自慰を行います。
しかし、カントン包茎になってしまうと包皮をまくる行為そのものに不快感を覚えてしまいます。
亀頭を締め付ける痛みに耐えることができなくなってしまいますので、精神的な負担が大きくなるからです。
その結果、EDになってしまうリスクが生まれます。
現実的にも、大人になってから発症しやすいカントン包茎は性行為の妨げになる事で有名です。
痛みが伴うことが多く、また症状が悪化していると裂傷が存在するケースもあります。
この場合、性行為を行ってしまうと性病のもとになるウイルスをもらってしまうこともあります。
痛みや不安から、EDを発症することは珍しくありませんので男性機能が衰えるリスクは存在します。
さらに、こういった症状になると陰茎をパートナーに見られるのも恥ずかしくなる患者は多いです。
カントン包茎を早期に治療をすれば、こういった心身の悩みを解決できる可能性があります。

まとめ

カントン包茎は、知らないうちに症状が悪化しているケースがあるものです。
平常時は問題がありませんので気づきませんが、勃起をするときに痛みが生じて初めてそれを理解するようになります。
しかも、包皮の状態を改善するためには長期的な時間が必要であり、その痛みに耐えられないケースも目立ちます。
だからといって、放置をしていても状態が悪化する可能性があるため、ストレスにもなりやすい症状です。
病院でカントン包茎の相談をすれば、このような悩みは改善できます。
将来的なリスクを排除できますので、安心してパートナーとの時間も過ごせます。

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